みとちょんの独り言

バーチャル沼にハマっちゃったみとちょん。思ったことをつらつら書いちゃう。

子育てママとVR

生まれたばかりの子供を抱えて子育てしていた頃、24時間以上誰とも話が出来ず、閉塞感に苛まれていたことがありました。

数日のうちで話をしたのはスーパーのレジの人だけ、なんてことも。

 

どこかに行きたい何かをしたいと思っても、まずは子供優先。

(それは、ある程度大きくなった今も同じだけど)

トイレに行くのも付いてくる、脚にまとわりついてきて料理もまともに出来ない、でも食べさせないといけない。自分は食べる時間がなくて、子供が寝た一瞬に台所に立ってそのままご飯をかき込む毎日。

寝かせてて「寝た!」と思って起き上がったらすぐに目を覚ます。

自分の自由時間なんてほとんどなくて、息が詰まる思いでした。

 

今思えば、あの時期にVRがあったらどれだけ救われてただろうか、と。

家にいながらにしてすぐに誰かに会えるVRCという環境。

 

テレビ電話すればいいじゃんという話もありますが、テレビ電話とVRは違う。

テレビ電話は、話したい人と一対一で繋がる。

でも、VRは社会なので、周りにたくさん見知らぬ人がいる。

例えば渋谷のスクランブル交差点に佇んでいるような状態。

もちろんそこには友人もいて、友人でない人もいる。

一人でスクランブル交差点に行くか、友人と行くかという違い。

 

「社会」と繋がっていると強く感じるのがVRなのです。

テレビ電話が細い糸で社会とつながっているとすれば、VRは糸がより合わさって太い綱になっているような感覚です。

 

子育て中のお母さんは特に、外に出たいのにも出られず、誰かとこの境遇を共有したいのに出来ないという閉塞感に駆られています。

 

子供が寝た少しの間に誰かと話ができる、ほっとできる時間をVRで作ってあげることができたらいいのになぁと思っています。