「嫌だ」という勇気
ずっと八方美人で「嫌だ」といえない人間だった。
結婚して子供が生まれたら、義理のお母さんが毎月3,4日我が家に滞在するようになってそれが3年くらい続いて‥
滞在中、家事をやってくれるんだけど、私なりのやり方を尊重されなかったり、やらなくてもいいと言っていることを勝手にやってたり。
私が仕事で外出してる間中ずっと家にいて、多分家の中全てを見られてたんだろうなぁ〜
本当に嫌で嫌でしかたなくて、義理の母のことを考えるだけで具合が悪くなって、電話にも出れなくなってしまって。
そういう自分について、すごく悩んでた。
それまでは八方美人で嫌なことも相手に合わせてた。でも、身体がそれを許してくれない。このままだと、私自身が壊れてしまう。
そんな時、ある占い師さんを知った。
「数秘術」という占い。
占い師さんには何も伝えていないのに、
「あなたは、断ることを覚えなさい。それがあなたの人生の最大の難関だから」と言われてしまい。
そして、行動に。
義母に、「もう家には来ないで」と伝えて、家に来るのをやめてもらいました。
来なくなりました。
それから1年後。
夫と離婚。
それまでは、我慢して我慢していれば、自分の中の違和感はどうにかなると思っていたけれど。
今となっては、我慢なんかする必要ないんだなと。
断ることは、とっても小さいことから。
友人との待ち合わせ場所。
友人が「ここはどう?」という場所。
VRCでの待ち合わせの時間。
ちょっと無理しながら相手に合わせるのではなくて、自分で決める。
「もう少し駅寄りのここがいいな、」とか
「あと10分開始が遅いと助かるなー」とか。
そんなふうに、自分の意見を伝えていく。
(もちろん、相手の気持ちや都合も考えながら)
自分が相手に合わせてると、「自分で考えられない人」と思われてしまって、どんどん相手に主導権握られちゃう。
逆に、自分が主体的に動くことで、自分の手に人生が返ってくる。
それは、リアルもバーチャルも同じ。
バーチャルだからってその場その場の対応をしていると、後から自分の首締めちゃう。
自分と向き合うこと。
好きとか嫌いとか、ちゃんと理解すること。
そういうことって、大切だなーって思ったの。