人は変われるんです。幸いにも。
我が家には、「ペチョ」がいる。
あきちゃんが生まれる前から我が家にいる。
あきちゃんは、ずっとペチョを触りたがらなかった。
ペチョが近づくと嫌がって逃げた。
普通子供って、動物見たら「かわいい」って近づいていくものだと思っていた‥
何故こうなったのかというと、もともと皮膚が弱かったペチョ。
お風呂に入れないとすぐにフケが出て、汚くなる。
でも、私は子供の世話にかかりきりなので、しょっちゅうお風呂に入れてあげることができない。
なので、小さい頃はあまり近づけさせなかった。
よくネットで見るような、子供と犬が寄り添って寝るような、そんな微笑ましい状況にはほぼ遠い環境だったから。
犬を嫌がってしまう子供の気持ちもわからなくはなかったから、そのまま過ごしてきた。
つっちーと同棲するようになって、つっちーが無類のペチョ好き(笑)であることが判明。
数日おきにお風呂に入れてくれるようになった。
フケは激減。
皮膚の状態もものすごく良くなった。
そんなペチョを、つっちーが「かわいいねぇ」と溺愛。
その姿を間近で見てきたあきちゃん。
少しずつ、ペチョとの距離が縮まるも、ペチョを触ろうとはしなかった、、
でも、昨日!!
「ぺちょー!かわいいねー!お前はかわいいなぁー!」
あきちゃんが、ペチョを抱きかかえて撫でながらほおをすり寄せる。
初めて見た姿。
子供は、大人がやっていることを本当によく見ている。
子供を変えたいと思ったら、まず大人が変わることなんだと痛感した。
そして、本当に、人は変わる。
信じて待つ。
そして、子供のために静かに環境を整える。
子供が言うことを聞かないのは、大人がそれをやっていないから。
子供は真似をしながら大きくなる。
率先して大人がそれをやることで、子供は真似をする。
やりなさいと言うだけではダメなんだと。
子供の成長を、信じて待ちます。